• セミナーお申し込み
  • お問い合わせ

リアルタイムの情報共有で、より充実した支援活動を展開。

[医療、福祉業]
[Smile Kaizen Solution]
[FileMaker][ネットワーク]

iPad+個別支援記録システム(Smile Kaizen Solution)


ご回答:副主任 橋本 裕樹 様

社会福祉法人 足羽福祉会様

所在地
〒910-2178
福井県福井市栂野町20-7
社員数
430名
事業内容
保育所、自立支援、生活介護、就労移行支援、福祉型障害児入所施設、計画相談支援、障害児相談支援、児童発達支援、介護老人福祉、ボランティア育成事業、ほか。
URL
http://www.asuwafukushikai.jp

「赤ちゃんからお年寄りまで」

1人の利用者様が複数のサービスを受けることができ、事業所間でのリアルタイムでの情報共有を通して、連携した支援をスムーズに行っています。「赤ちゃんからお年寄りまで」安心して利用できる総合福祉施設を目指しています。

ソリューション導入前の課題

現場に合わないシステム、一人で複数業務を担うも限界・・・。

足羽福祉会様では、1人の利用者様が複数のサービスを受けられることがしばしばありました。しかし、当時使用していたシステムでは、現場からの要望が反映できないため、事業所間はもちろん、事業所内でも情報共有が円滑に行えないといった状況でした。利用者様にとって、より良い支援を行うため、福井セルプ協の記録システム開発チームでリーダーでもあった橋本様が、チームで学習していたFileMakerを活用し、利用者様の支援システムを開発されましたが、運用にあたっては、橋本様のメイン業務である利用者様の支援の他、システム開発や運用、6拠点30事業所をつなぐネットワーク環境の構築や管理が必要となることから、メイン業務との両立が困難な状態でした。

Q: 導入前に直面していた課題は、どのようなものでしたか?
当時利用していたシステムでは、現場の声に対応してシステムを修正することができませんでした。柔軟な対応ができず、事業所間はもちろん、事業所内でも連携した支援を円滑に行えませんでした。それでも何とかして利用者様のために、より良い支援を実現してゆきたい、という強い思いを持っていました。
Q: いつ頃、導入をご検討されましたか?
2012年秋頃、FileMakerとの出会いがありました。FileMakerは現場の声に合わせてカスタマイズや機能追加ができることが特長でした。難しいWEB言語などを知らなくても、これなら望むようなシステムが実現できるのではないか、と考えて、システムを開発しました。しかし、メイン業務とシステム開発・ネットワーク管理を一人で担うのは、難しい状況でした。

ソリューション導入決定

一緒に夢を実現する信頼できるパートナー。


社会福祉法人 足羽福祉会 様
Q: なぜ福井キヤノンから導入しましたか?

県外にはFileMakerを扱っている業者さんはいましたが、県内にはFileMakerを扱っている業者さんがいませんでした。そんなとき、福井キヤノンさんにFileMakerにすごく詳しい人がいる、ということを耳にして、ご相談させていただきました。また、実際に会議に参加し、やりたいことに対する理解を深めながら進めてゆく熱心な姿勢を示して下さったのは、福井キヤノンさんだけでした。

Q: 御社にとって弊社の担当者はどのような存在ですか?
システム開発も運用方法も、夜遅くまで一人で抱え込んで悩んでいたので、やりたいことやわからないことが相談できる相手ができたことは、とても心強かったです。今ではどんなことでも相談できますし、信頼している大切なパートナーです。
月に1回開催されている、「システムミーティング」に参加して下さっているのも大きいです。システムを運用していくうえで、現場の声が直接届き、現場に使いやすいシステムにつながっていると思います。

ソリューション導入後の変化

導入を不安視していた人に、今では一番活用して頂いています。

福井キヤノンが今回ご提案させていただいた個別記録システム。導入後、足羽福祉会様の業務にどのようにお役に立てたでしょうか?お客様の本音を語っていただきました。


副主任 橋本 裕樹 様
Q: 導⼊して良かった点を教えて下さい。
実は、システムを導入することで、システム活用に振り回されてしまって、利用者様の支援が手薄になってしまうのではないか、という不安視された意見もありました。それでも引き継ぎや申し送りなどの連携を高めるために導入しました。結果的に、今ではシステムを利用することが当たり前になり、今まで出来ていなかった連携が、スムーズに行えるようになりました。
Q: 導入後、お困りの点はございますか?
システムの仕様の問題ですから仕方ないのですが、強いて言えば記録の量が増えると、フィールドに文字が入りきらないことでしょうか。
Q: 導入後の大きな変化はありましたか?
利用者様を支援するうえで、職員の記録に対する意識が大きく変わりました。ipadから「空いた時間に少しでも情報を記録しよう」といった時間を有効活用する職員の姿もみられます。また、他事業所の申し送りが共有できるようになったことで、コミュニケーションの質が上がり、次の改善へのステップにつながっています。

社会福祉法人 足羽福祉会 様の目指されている業務変革
利用者様の伸びしろを可能な限りに広げたい

今回の個別記録支援システム導入により、複数のサービスを受ける利用者様でも、事業所間での連携したスムーズな支援を実現することができました。「赤ちゃんからお年寄りまで」安心して利用できる総合福祉施設として、利用者様の伸びしろを可能な限り広げてゆけるサービスの提供を続けてゆきたいと考えています。

福井キヤノンお客様担当者紹介
お客様担当者として心がけること

橋本様から、利用者様への強い想いと現場の課題をうかがい、システム開発では「利用者様ひとりひとりの様子が、全ての支援者の目にスムーズに届くこと」を常に心がけました。本当の意味で「情報を共有できるシステム」は、お客様の情熱と問題意識を汲み上げながら、お客様と一緒に創りあげていくものなんですね。

S&S ZEROチーム ICTプランナー 渡辺 洋子

ページの先頭に戻る