ご回答:
建機事業部あわら⼯場 副⼯場⻑ 喜多 正稔 様
代表取締役社⻑ 佐野 洋介 様(福井鐵⼯株式会社様)
福井鐵⼯株式会社 様
橋梁・⽔⾨などの鋼構造物を主な製品とする「社会インフラ分野」では、安全・品質・創意⼯夫をこらした製品を⼼がけており、前例のない⼀品モノについても設計からの製造まで⾏っております。
また、油圧ショベルやブルドーザの作業機を主な製品とする「建設機械分野」では、標準仕様の作業機の他、特殊仕様の作業機の開発・設計から製造、サブアッセンまでを⼀貫して⾏い、建設機械メーカーを通して建物解体・林業・⾦属スクラップ分野へユニークな製品を供給しております。
福井鐵⼯株式会社 様では、取引先から送られる⽣産計画をもとに、Excel で製造計画・進捗・出荷管理を⾏っていましたが、⽣産計画データは⽇々変動するため、業務担当者の作業コストと処理ミスのリスクが⾼い状況でした。⼯数管理についても作業内容・時間、付帯作業、OVC(ムダ作業)、間接作業や実績の集計を台帳に記⼊し、それをExcel で⼊⼒するといった⼆度⼿間がありました。
福井キヤノンから導⼊させていただいたソリューション。導⼊後、福井鐵⼯株式会社様の業務にどのようにお役に⽴てたでしょうか︖お客様の本⾳を語っていただきました。
管理作業のために⼆度⼿間をしていたところが、現場からipad に⼊⼒するだけで、リアルタイムで集計できるようになったこと。これはシステム導⼊前の課題であり、導⼊後に解決しました。⼀⽅で、システムが集計したデータが整理されて表⽰されるので、さらなる経営課題が⾒えてきました。
このシステム最⼤の導⼊効果は、このようにして今後使っていく中で表れてくるものだと思います。
社会インフラ分野をはじめとする弊社製品は、社会の⼈々の⽣活に広く影響を及ぼすため、常に⾼い品質が求められています。そのため、私たちは⽇々、製造⼯程の改善活動に取り組んでまいりました。今回の事例はその⼀部であり、この改善活動に終わりはありません。無理・無駄を徹底してなくし、改善を重ねることで製造⼯程の整流化を実現し、さらなるリードタイム短縮を図ってゆきたいと考えています。お客様の利便性と⽣産性向上に向け、さまざまなご要望に柔軟にお応えできるよう、⾼品質な製品づくりに努めます。
今回は、製作管理表の第⼀フェーズに始まり、現在取組中の第三フェーズまでの⻑期的な開発構築のご提案です。当初は、お客様のご要望を実現できるか、社内で何度も協議し、多くのことを学ばせていただきました。佐野社⻑の論理的かつ情熱的なお話は、どんなことでも必ず実現できるように感じます。今後もお客様の経営課題に寄り添い、事業発展に貢献できるよう努めて参ります。
S&S 事業推進 千秋 英也 S&S チームF 渡辺 洋⼦ S&S チームF 安達 裕樹