ご回答:副主任 橋本 裕樹 様
社会福祉法人 足羽福祉会様
1人の利用者様が複数のサービスを受けることができ、事業所間でのリアルタイムでの情報共有を通して、連携した支援をスムーズに行っています。「赤ちゃんからお年寄りまで」安心して利用できる総合福祉施設を目指しています。
足羽福祉会様では、1人の利用者様が複数のサービスを受けられることがしばしばありました。しかし、当時使用していたシステムでは、現場からの要望が反映できないため、事業所間はもちろん、事業所内でも情報共有が円滑に行えないといった状況でした。利用者様にとって、より良い支援を行うため、福井セルプ協の記録システム開発チームでリーダーでもあった橋本様が、チームで学習していたFileMakerを活用し、利用者様の支援システムを開発されましたが、運用にあたっては、橋本様のメイン業務である利用者様の支援の他、システム開発や運用、6拠点30事業所をつなぐネットワーク環境の構築や管理が必要となることから、メイン業務との両立が困難な状態でした。
県外にはFileMakerを扱っている業者さんはいましたが、県内にはFileMakerを扱っている業者さんがいませんでした。そんなとき、福井キヤノンさんにFileMakerにすごく詳しい人がいる、ということを耳にして、ご相談させていただきました。また、実際に会議に参加し、やりたいことに対する理解を深めながら進めてゆく熱心な姿勢を示して下さったのは、福井キヤノンさんだけでした。
福井キヤノンが今回ご提案させていただいた個別記録システム。導入後、足羽福祉会様の業務にどのようにお役に立てたでしょうか?お客様の本音を語っていただきました。
今回の個別記録支援システム導入により、複数のサービスを受ける利用者様でも、事業所間での連携したスムーズな支援を実現することができました。「赤ちゃんからお年寄りまで」安心して利用できる総合福祉施設として、利用者様の伸びしろを可能な限り広げてゆけるサービスの提供を続けてゆきたいと考えています。
橋本様から、利用者様への強い想いと現場の課題をうかがい、システム開発では「利用者様ひとりひとりの様子が、全ての支援者の目にスムーズに届くこと」を常に心がけました。本当の意味で「情報を共有できるシステム」は、お客様の情熱と問題意識を汲み上げながら、お客様と一緒に創りあげていくものなんですね。
S&S ZEROチーム ICTプランナー 渡辺 洋子