ご回答:代表取締役社長 増永 宗大郎 様
増永眼鏡株式会社様
増永眼鏡は、福井の土地に地場産業を築く夢を実現するため、1905年(明治38年)に創業しました。以来、ギルド制にも似た帳場制と呼ばれる制度により、互いの技術を磨き、品質の良い眼鏡を提供し続けてきました。お陰様で今や国内はもとより海外においても世界の一流品と評価されるまでに至っています。
12年前の増永眼鏡様では、海外にデータを送る際にMOにデータを入れて送っていました。しかし、時間もコストもかかることや紛失時のセキュリティ面でも不安を抱えていらっしゃいました。他にも、各部門で直面している課題があり、課題への対応は各部門でそれぞれ行っていました。そのため、自部門のシステムやネットワークは把握できても、会社全体のシステムやネットワークがどのような状態になっているかを把握することが難しく、全社的な管理が困難な状況でした。
福井キヤノンから導入させていただいた数々のソリューション。導入後、増永眼鏡株式会社様の業務にどのような変化があったでしょうか?お客様の本音を語っていただきました。
システムなど業務課題に対する相談だけでなく、社内の取り組みであったり、人材育成であったり、幅広い話ができるようになったことです。異業種だからこそ、気軽に「聞ける・話せる」といったメリットがありますしね。同じようにやってうまくいくかと言えばそうではありませんが、会話の中から気づきやヒントを得て、実際に参考にしている取り組みもありますので、そういった話ができるようになったことは、想定していなかったですが、良かったと思っています。
業界内では国内外で⼀定の評価をいただいていますが、業界外ではほとんど知られていないのが現状です。また、弊社製品が流通するマーケット⾃体も⼤きくなく、チャネルも限られています。今後は直接エンドユーザーへの働きかけが不可⽋と考えますが、現実には眼鏡そのものにマイナスイメージを持たれている⽅が多数いらっしゃいます。従来の製造・販売だけでなく、まず眼鏡を好きになってもらえるようなPRを⾏い、結果として増永の眼鏡を選んでもらえる⽅が増えるようにしていきたいです。
今回のご導入は、今まで提供してきた社内ネットワークの再構築や情報セキュリティーの分野とは違いますが、積み重ねてきたお客様との関係をさらに深化させるものだと理解し、お客様に満足いただけるよう、一つずつお客様と一緒解決していきます。
S&S ZEROリーダー
ICTプランナー 伊藤 益市