過去のロゴマーク /Past Company Logo
福井キヤノンロゴについて
2006年10月、福井キヤノン事務機株式会社は、独自のコーポレート・ロゴをつくりました。約34年の歴史の中で、初めてのことです。これまでは、キヤノンのパートナー表示のロゴマークを取りあえずの代替マークとして使わせていただいてきました。
2008年の創立35周年をめざして、2007年には会社のホームページの「大進化」を準備している「web広報プロジェクト」での対話の中から「独自のコーポレート・ロゴをつくろう!」ということになりました。 地元で活躍されているグラフィックデザイナーの方に福井キヤノンの考え方をお伝えし、いくつかの候補を制作していただき、その中から全社員の投票で決定したのが、下記の作品です。


FUKUI CANONに続く"B"の表す意味
"B"はビジネスのBを意味します。
そのまま社名の「事務機」を直接英訳すると「ビジネスマシン」となります。そこでBのスペルの後に"."(ドット)を付けることで、"B"の後に続くスペルを省略させ、ビジネスマシンに限定するのではなく「ビジネスソリューション」という新たな方向性や発展性の意味を持たせました。
"B"を形づくる要素のデザイン的な表現
上に向かった三角形はビジョンの方向性を重視していることを示し、右側は「革新のダブルループ」を表しています。言い換えれば、「小さな改善の積み重ねが大きな革新に向かってゆく」学習組織を意味します。
同時に 三本の線と形は、数字の"3"を示し、
- 「社員」・「お客様」・「地域社会」の三位一体の成長・発展への貢献
- 「正・反・合」という弁証法的思考にもとづいた対話による革新的発展性
- 「守・破・離」という「基礎→応用→創造」のステップで独自性・自立性を追求し成長する姿
の思いを表現しています。
- ※「正・反・合」とは、ある判断(正)とそれと矛盾する判断(反)がある場合どちらか一方で判断するのではなく、正反二つの判断を統合したより高い判断(総合)を求めることです。
- ※「守・破・離」の「守」は教え(基本型)を確実に身に着けるステップ。「破」は次のステップとして教えを守るだけでなく自身で応用・工夫すること。「離」は最終的には自立して独自のものに発展させてゆくという世阿弥の「花伝書」の教えです。
なお、コーポレートカラーのブルーは、「日本海や九頭龍川の福井の自然の恵みを表現している」との三国町東尋坊近くで制作活動をされているデザイナー氏のご説明でした。